キャプテン翼、キン肉マンときたら、次は当然の北斗の拳
1983年に週間少年ジャンプで連載スタートし、爆発的人気を誇った北斗の拳。武論尊・原 哲夫のコンビ最高傑作といっていいこの作品。物語に設定された仮想的時代背景。それに合った劇画的な画風。そこに登場する数々の漢(おとこ)達。実に魅力的に描かれていました。
たしかこれ、最初に作画担当の原哲夫によって同名の読み切り漫画が誌上にを飾ったんですよね。現代を舞台に悪人を拳法で倒すという内容だったのを、武論尊により核戦争が起こり、力が支配する世界設定に変更。それが功を奏したのでしょう、豪華な連載陣がそろう当時のジャンプで、「北斗の拳」の人気は初回で2位、そして第2話で1位になった後、その後3年間はトップの座を譲らなかったらしいですからね。
男なら北斗神拳、長兄ラオウ、五車星、雲のジュウザを好み、女子なら南斗水鳥拳レイといったところでしょうか。また、登場する強敵(とも)に名言も多く、今なお記憶に残っています。
パチスロ業界の常識を覆した過去にない驚異的な販売、設置台数
サミーより2003年に発表されたパチスロ機は史上最高の60万台を超える出荷台数の記録を打ちだします。北斗の拳しか設置していない専用店もできた程でした。その要因は斬新なゲーム性もさることながら、漫画の世界感が実に忠実に再現されているのも大きな要因だったのでしょう。
俺の名前をいってみろ~
引かぬ、媚びぬ、省みぬ
など記憶に残る名言が、しっかり登場してくれます。まちがいなくスロットの開発関係者、北斗世代が存在していたことでしょう。でなければ、こんな雑魚キャラのセリフ使わんでしょ。「汚物は消毒だ~!」
このスロットのおかげで根強くいる北斗ファンの存在と、現在の若者にも改めて読まれる機会にもなり、ジャンプ世代としては、なんとなく嬉しく思ったものでした。
わたくし個人としては、「キャプテン翼」「キン肉マン」に比べれば少年時代、さほど夢中になりませんでしたが、それでも小学生の卒業文集の「尊敬する人は?」の問いに、ラオウと書いてしまったことがあったような、なかったような。そんな苦い思い出あり。。。
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