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シティーハンター XYZから始まるハードボイルド活劇

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美女を描けば業界随一。北条司の最大のヒット作

東京の新宿でボディーガード・探偵などを請け負うスイーパーの活躍を描くハードボイルドコメディ漫画といえば、

シティーハンター
1985年-1991年

シティーハンターのジャンプ表紙
出典:楽天市場

誌上連載デビュー作で一躍大ヒットとなった「CAT’S EYE」に続く北条司の代表作。1985年から連載が開始されTVアニメ、映画、そして実写版の映画となるほど超人気作品となり、前作を凌ぐヒットでジャンプ黄金期の代表的作品の一つと言えるでしょう。

幼少時代、とある中米の国で飛行機事故に遭い天涯孤独の身となった、冴羽獠。反政府ゲリラの村に拾われ、それ以来戦闘の世界に生きることになり、その後アメリカに渡りスイーパーの仕事を始めるが、日本に密入国。やがて新宿で槇村や冴子と出会い、スイーパー「シティーハンター」としての活動が開始されたのです。

物語は、槇村の妹、香と出会う頃からだったでしょうか。当初、暗殺者的活動でしたが、いつのまにやら、ボディーガード役が定着。次々に依頼される美女達のボディーガードを引き受け、「もっこり」するたびに相棒の香にメガトンハンマーで天誅を下されながらも業務を遂行していくというものでした。しかし徳弘正也が描く「もっこり」とは異なり、それほど卑猥さを感じないのは画風のせいでしょうか?普段、エッチでさえない男が、実は内面に秘める気使とやさしさ。そして決めるところは決めるという主人公像の魅力。ボディガードする数々の魅力的な美女達に魅了されたものです。

しかし、この北条司。独特な繊細なタッチで描かれる女性達は実に魅力的で美しく、日本屈指の画力を誇る漫画家の一人だと思います。また、のちに週刊少年ジャンプで連載される「HARELUYAII BOY」の梅澤春人、そして、あの「スラムダンク」の井上雄彦がアシスタントだったことから、その功績の偉大さが伺えます。

1987年、アニメ化の成功で人気に拍車がかかる

アニメ化により認知度を広め、またアニメのクオリティも高かったため、テレビシリーズとしては4度のアニメ化と3度のTVスペシャルが放送されたほどの人気となりました。まぁ、よく観てましたね。各話の終わりにエンディング曲がかかり、フェードアウトしていく演出は逸材でした。今ではよくみられるOP・ED曲を一流アーティストのアニメとはあまり関係のない楽曲を使用する先駆けだったのではないでしょうか。

それもTM NETWORKをはじめ、大沢誉志幸に岡村靖幸その他、EPICソニー・CBSソニーに所属していたアーティストのみのタイアップながら、おしゃれな選曲センスが素晴らしかった。。。Get Wildがなつかしい。

北条司、もう二度と週刊少年ジャンプで連載することのない、漫画家の一人でしょうね。

▼スケベだが腕は超一流のスナイパー冴羽獠と美人の依頼主たちに激しくつっこむ香との一見どたばたのハードボイル作品と思いきや。。。さすがジャンプ黄金期を支えた名作漫画と思わせてくれます。シティーハンター by Amazon.co.jp

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1985-1989
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